ナゴヤサックスフェスタの成り立ち

2022年に20周年を迎えたナゴヤサックスフェスタ。名古屋を中心に東海圏で活動するサクソフォンプレーヤーによって企画運営されるこのイベントは、更に派生して出来たナゴヤサクソフォンコンクールを運営し、昨年には地域のサクソフォン業界を盛り上げるべくナゴヤサクソフォン協会が設立され年を重ねるごとに発展してきました。


その成り立ちは今から20年前、今では名古屋のサクソフォン界では中堅からベテランになる面々がまだ学生や若手だった頃に始まりました。記念すべき第1回目のフェスタは「サクソフォン・フェスティバル・イン・ナゴヤ」という名称でヤマハの主催で伏見のヤマハホールにおいて開催されました。音楽監督は雲井雅人先生(当時:愛知県立芸術大学講師、現在:国立音楽大学教授)が勤め、若手演奏家として江見雅博、遠藤宏幸、小山田和美が演奏し、最後に一般参加者と愛知県立芸術大学の学生(当時学生の堀江裕介も参加)が加わりサックスオーケストラで「ハレルヤ」などを演奏しました。その後2年間電気文化会館に場所を移してヤマハ主催での開催を行い、その後サクソフォン奏者によって実行委員会が設置され、名称も「ナゴヤサックスフェスタ」とし、現在の形での企画運営がされるようになりました。初代委員長を遠藤宏幸が担当し、その後中山順次、瀧彬友と委員長が引き継がれ、2022年からは渡辺志穂が新委員長に就任しました。この20年間で延べ3000名以上がステージに立ってきたこのイベントは、今後も末長く続けられ更なる発展を遂げていくことでしょう。


今後ナゴヤサクソフォン協会では現在開催されているフェスタ、コンクールの他にもさまざまな企画を提案し、これまで以上に地域のサクソフォン界を盛り上げていきたいと考えています。今後の活動にご期待ください。



これまでのゲスト

これまでのゲストに、

雲井雅人、三日月孝、織田浩司、formサックス四重奏団、雲井雅人サックス四重奏団、

コレジオサックス四重奏団、服部吉之、大森義基、田中靖人、小串俊寿、須川展也、本田俊之、原博巳、Otis Murphy、上野耕平、Jean Yves Fourmeau、平野公崇、加納奈実

各氏を招聘。